文化財の保護
- gosensakatake
- 2021年1月3日
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昨年の暮れに、五泉市文化財審議会委員の皆様が坂田家に来られました。これはすでに申請してあった江戸時代「高札(たかふだ)」4枚の指定について審議していただくため、現物を見に来られたものです。
3枚は江戸時代沼津藩時代のもの。「キリシタン禁止の高札」、「徒党禁止の高札」、「火付け禁止の高札」です。これは幕府が出した正徳元年の高札を参考に、板の後ろに「出羽」と書かれおり沼津藩が作ったものであるとわかります。
作られた時代は、村明細帳に天保9年(1838年)庄屋宅に保存していたことが記載されており、貴重なものです。
江戸末期、五泉市は沼津藩に支配されていましたが、さっぱりこの時代の文化財が残っていません。
4枚目は「賭博禁止の高札」ですが、沼津藩支配以前の白川藩「松平越中守家時代」のものです。まだ結論はでていませんが、ぜひ残しておきたい五泉の文化財です。



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